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宣伝をしておりました『きつねの花嫁』は、昨日をもって終了致しました!


ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました


なかなか好評をいただいたようで、嬉しい限りです。


私自身としても、今回の公演ではいろいろ新しい部分が出せたような、今までとは違う部分を出せたような気がしていて、


それを会場で見ていただけたのが、なんだか嬉しいです♪


やっぱり上手に演技をすることはできませんでしたが、


とっても楽しく、演技ができました







いろいろ写真をアップできればよかったんですが、


少々バタバタしていたもので、きちんと写真を撮ることができませんでした。




撮れたのはこの2枚。







    



左は、今回の公演に登場したピンキーリング。(一個150円)


そして右は、大楽の直前に撮った客席です。











さて、今日はちょっと『きつねの花嫁』の裏話

 

 

 

 

今回見に来ていただいたお客様は皆さん思われたことだとおもいますが、


「これ、どこからどこまでが台本なん?」


ってハナシなんですよね。


正味、半分くらいはアドリブ(?)なんです。


会話の流れは台本にそっているんですが、基本的に演出さんが「好きにやっていいよ」って言ってくださる方だったので。


もちろん無駄な部分は演出さんが削っていかはるんですが。


それでも本番中はどうしても誰かが一個何か演技をしかけると、ついついその演技を拾って、


ころころ転がしてしまいました


芝居の稽古自体、とにかく役の心情を切らさずに稽古をすすめていたので、


無駄に長くなってしまうこともありましたが、


その稽古の甲斐あって、本番中にどんなアクシデントが発生しても、その役として、問題なくすすめることができました。


1回舞台上でそばの汁ぶちまけたし


むしろ、アクシデントがあった方がなんか役の反応が多様化できて、おもしろかったです。

 

 

 


こんなん役者で初めてやったんですが。


大楽の日に、イシゲタカヒサさん演じる陸くんのカップそばに、無断でオレンジジュース入れました。

 

 

 

 

実は、あのカップそば(食べる方)の準備はいつも本番前にイシゲさん自身がお湯を入れてすぐ食べられるよう用意してはったんですが、


大楽の日は、「なんか お湯少なめ とかで、適当に準備しといて。」って言ってはったんで、


好きにしていいっていうことか、と思って、


ミネラルウォーターをカップぎりぎりまで注いで


あとハケ裏に なっちゃんオレンジ があったんで、香りづけに入れてみました。


入れてみたら案外ドバドバ入ってしまって、


「ま、いっか。」


と、思って舞台上にもっていきました。


カップそばをあけたイシゲさんは、めっちゃ水分が入ってるカップそばを見て、


「こいつやりよった」的な目をしていました。


オレンジの香りもちょっとしていて、途中で食べさしてもらったんですが、


本番がクライマックスに近づくにつれて本気で胃が痛くなってきました


「よぅ食べはったなー」って、他人事のように思いました。

 

 

 


基本私自身、演技は受け身で、


何か仕掛けるとか、本番中に起こったことに自然に対応するっていうのはとても苦手な方だったんですが、


今回はすごく自然にそれをすることができたので、自分自身びっくりしています


いや、まぁお芝居自体の質をプラスにもっていけたんかといえば、


そうでもないかもしれないんですが。

 

 

 

実はこのお芝居自体、脚本どおりにセリフを読むと、


演出効果を入れたとしても、30分ちょっとのお芝居なんです。


それがなんと1時間15分ものばすほどのアドリブ。


今思ったら、なんかすごいですよね。


まぁ、長い「間」もあったりしたので、もちろんその分ものびていますが。

 

 

 


日常会話のお芝居。


ただセリフを吐くだけではものすごくうさんくさくて、


いいセリフをいい風に吐こうとするとものすごく痒くて。


でもただ力を抜いて演技をしようとするとものすごくぬるくて。


感情をものすごく考えてつくったところで、相手と合わせると一人浮いた演技になってしまって。


でも何にもなさすぎると芝居自体がおもしろくなくなってしまって。


このシーン、あーしようこーしよう、が、すごく邪魔なようで必要で。

 

 


エンタメでもそれはかわらないことなんですが、


なんか本当に今回は難しかった。


伝えたいことを、ナチュラルに、でもズバッと伝えること。

 

 

でも、最初から最後まで芝居をとおしてみると、感情が全てがつながってめっちゃ面白かった。


だから本番がスタートすると、楽しかった。

 

 

多分毎回、それぞれに違う味がついたお芝居になったんではないかと思います。


1ステージずつがホンマもんで、


だからそれを見てもらえたのが嬉しかったです。


押し付けてない芝居を見てもらえて、よかったです。

 


まだまだ甘い部分はありますが。

 

 


というわけで!


見にきてもらってありがとうございました


手伝っていただいたすべての皆様、ありがとうございました!!!


そして今回一緒にお芝居をつくりあげた、何色何番のたかつさん、村井さん、そしてイシゲさん、音響のこだまさん、照明のむすっと、


本当にありがとうございました!!!


しんどいことも、めっちゃ楽しいことも、


みんな一緒に共有できたのがとても嬉しかったです

 

 


長く、あつく語ってすみません。笑


さぁ!また頑張るぞー

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テンプテーション♪
なーるほどぉ!そぉだったんですかぁ?アドリブ~リアクションの即興芝居だったのですね!それであのあまりにリアルで自然な演技っぷりだったのですね!(笑)恋愛がテーマな会話劇って聞いていたので、3人(4人)模様の絶体絶命的な、ラブアフェア描いたストレートな劇なのかな??と、思いきや、もっとひねった複雑な構成で、幻惑され、おもしろかったですよ! あ、三谷さん、お疲れ様でした! 初っぱなの公演を拝見いたしましたっ!終演後、ちょこっと挨拶して帰ろうと待ち構えておったんですが、友人知己の方と出口付近で歓談されてたので素通りしてしまいました?(焦)タムライズミさんのブログに記されていたとおり、まさに身体張ったおもいきった演技ぶりと、テンプテーションな小悪魔っぷり、光ってましたよ。
キムラ 2007/07/18(Wed)02:31:46 編集
おつかれさまでした
あちらこちらのブログにて賞賛のコメントを読んでいると、'我が意を得たり'で嬉しく思っています。かわいいのは前からそうなのであって今までは、大舞台で終始演技をして(しかも大人な配役)素のりっちゃんを見せる機会が無かっただけです。(撃鉄でおじいさんの話を聞いているシーンでの楽しそうな笑顔は今回と同じ位かわいかった)。これでビックリするくらいファンが公私共に増えるでしょう。こんなに際立ったのは多分、女性が脚本演出だったからだろうと思います。形は違えど主人公と同じ様な体験をしたことがあり、公演が晩秋にあったなら多分思い出して涙したかも知れません(とある良く当たる占い師にアナタは女に生まれてたならいい奥さんになれたのにと言われた乙女座な自分ですが)。今回は人選が良かったです。主人公は絶対に線が細くて哀しみを漂わせる人でなければなりません。逆にりっちゃんの役にはおおらかで天真爛漫を絵に描いた健康的な人が最適です。しかも'鈍感'を天然に感じさせる人。そういう方が京都の小演劇界で誰か他にいるかといえばいないんですよね。そういう点ではたかつさんの眼力に感謝です。観ていてこれ全て台本通りの台詞なら、こいつらの演技力は凄いなって思っていました。が、そばを食べるシーンでりっちゃんの鼻の頭が時折赤くなるのを見るにつけ「素の部分も相当あるな」に変わりました。そばの食べ方には育ちの良さを感じました。挨拶に行った時気持ちのいい応対ありがとうございました。かわいすぎて舞い上がってしまいました。ある意味罪です。小悪魔です。これからも罪のやいばを射しまくってください。長文すみません。前編後編分けたりするとヨソさんから何様か!と言われかねないので総集編でお送りしました。
りっちゃんファン 2007/07/18(Wed)12:51:49 編集
無題
舞台公演お疲れ様です。と言いながら観に行ってはおりません。ごめんなさい。公演期間中は、所用で福岡に行っておりました。ちょうど台風の進路に突っ込んでいくような感じでした。久し振りに観に行きたかったのですが、中々合わないものです。舞台内容の殆どがアドリブとは聞いただけでもとても新鮮で更に残念です。また機会があれば行きます。
がっつ 2007/07/21(Sat)16:56:51 編集
遅くなりました!!
>キムラさま

そうだったんですよ、キムラさま!かなり即興に近いものがあったと思います。そのため、私たち役者自身も、このお芝居の出来ってどうなんやろうね、と、とても気になっていたのです。やっていると全然わからないものです。なので、お客様の反応には、本当に嬉しい限りでした!!

あの世界はたかつかなさん独特の世界だったでしょう?私もその世界に入っていててとても楽しかったですよ。

わぁそうだったんですか!1ステは友達が一番多く見にきてくれた公演でしたので。残念ですー・・・。
でもそうしてお声をかけようとしてくださったお気持ちとても嬉しく思います☆今度は私も友達と喋りながらも目を行きとどかせることができるようにしますね。笑

本当にありごがとうございました!!




>りっちゃんファンさま

ありがとうございます、りっちゃんファンさま!

いろんなお客様が「よかった」と言ってくださっていて、驚きとともに嬉しさでいっぱいです。

撃鉄のおじいちゃんとのシーンは、私の中ではすごく好きなシーンだったので、お褒めいただいて嬉しいです!
そうですね、恋のお話なので多かれ少なかれ、同じような経験というのはあり、たかつさんからも「自分の恋愛経験も交えながら、自分が陽菜ならこのときどうするかとか、いろいろ演技で出していってほしい」と言われていたので、なるべくそうできるように頑張りました。

といっても、やはり演技にその繊細な部分を出すというのはとても難しく、また恋愛のプラスのエネルギーをもちつづけているというのは案外大変なことで、楽しかったしキュンっとする分、大変体力が要りましたっっ。毎ステージ終わるごとに、陽菜から三谷りょう子に戻ると、本当に実はぐったりでした。
恋愛のエネルギーって、ものすごいんですよね。

いえいえ!いい対応だなんて、本当に、こちらこそお声をかけていただいてありがとうございました☆
あまり丁寧な対応はできませんでしたが、少しでも生の感想をお聞きできて、こちらも大変嬉しく思いました!

はいっ。小悪魔の引き出しが増えたところで、また演技にいかせていこうと思います♪(今回は、小悪魔という感想をよくきけました。(笑))

本当にありがとうございました!!!



>がっつさま
コメントありがとうございます、がっつさん!

福岡とはまた遠いところへっ。お疲れ様です。
ただ今私も仕事をしながらの身なので、なかなか都合があえないのはよく分かります!!!
ぜひ、またお時間があるときに見にいらしてください♪その時は「忙しい中来てほんとによかったー!」と思える作品にしたいと思いますので☆
りっちゃん 2007/07/22(Sun)23:34:44 編集
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プロフィール
HN:
三谷りょう子
年齢:
37
性別:
女性
誕生日:
1986/11/25
職業:
保育士
趣味:
電車に乗ってどっか行く。ボーッとする。
自己紹介:
保育士をしています。今後も芝居にはずっと関わっていけたらと思っています。
受付や仕込みなど、お手伝いでもいいので、芝居に関わらせてもらえたらと思うので、またブログでも声かけてくださいね。



<好きな音楽>

銀杏BOYZ、ガガガSP、おとぎ話、モーモールルギャバン、ハイロウズ、カスタムノイズ、ORGE YOU ASSHOLE、weezer、GO!GO!7188
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