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今日は京女の学園祭に向かうためタクシーに乗り込みました。
ゆかりちゃんと会う約束をしていたのにかなり遅刻している私(以下、私)
「カチカチカチカチ・・・・(【携帯メール】”ごめん、めっちゃ遅れそうやねんほんまごめん・・・”)」
タクシーの運ちゃん(以下、「運」)
「最近の女性というのは・・・こわいものがありますね。」
私「・・・・え?あぁ・・・そー・・・ですかー?どういうところがですか?カチカチカチ・・・・」
運「派手な格好をしたりして、訳がわかりませんね。」
私「うーん・・・まぁそうですねぇ。(おい、メールできひんやん・・・・)」
運「私にも娘が一人居ましてね。」
私「あぁそうなんですか。(あとでメールしよ。携帯しまう。)お一人だけですか?」
運「いや、上に息子がおりますけど。」
私「あ、そうなんですか。」
運「まぁでも、ダメですわ。」
私「なんでですか?」
運「結婚してませんねん。」
私「あー・・・なるほど。まぁ、でも最近多いですしね未婚の方って。」
運「乱れてきましたわ、世の中。」
私「まぁ・・・そうですかねぇ。」
運「昔はもっとスッと結婚して、家庭をもつのが普通やったんですけどね。極端に早く結婚したり晩婚があるっていうことは、計画性もって無いってことですわ。」
私「確かに。」
運「結婚しても、すぐ離婚したり、略奪愛があっても、普通ですからね。」
私「(なんで略奪愛!?)あぁ・・・そぉですねぇ。」
運「好きな人が目の前におっても、次の日にはもう他の人がえぇ言うてねぇ。」
私「うんうん。」
運「・・・・・・・・あれ。」
私「え?」
運「どっかで聞いたことある話やな・・・」
私「えぇ~誰の話でしょう?(最近、不倫で別れた芸能人って誰や?)」
運「・・・・・・・・・・。(運転)」
私「カチカチカチカチ・・・。(はよゆかりちゃんに「遅刻します」メールしな!!!)」
しばし無言のあと。
運「タイラノキヨモリのねぇ・・・・・」
・・・・平清盛!!!!!!!??????????????
運「平清盛の女性・・・名前がなんやったかな。」
私「いやぁまさか平清盛が出てくるとは思いませんでした。」
運「いやね、こんな話があったんですよ・・・・平清盛というのは・・・・
運ちゃんによる平清盛の女好きトーク延々。
要約すれば、平清盛が女をとっかえひっかえしたという話。
”祇王(ぎおう)”という女芸能者を好きになって祇王を特別に扱ってきたのに、仏御前っていう新しい芸能者がくると、今まで丁寧に扱ってきた祇王をすぐに追い出して雑に扱い、仏御前を愛した。という悲しい話。
運「・・・そして祇王はこんな歌を読んだんです。」
私「はぁ。(カチカチ・・・・・・。歌読み上げるつもりやな。。。)」
運「”萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草” ・・・。草花の芽が出たって、枯れたって みんな同じ、野原の草だ・・・。(感情移入)
私「うん。カチカチカチカチ・・・・(よしもうすぐ送れる!!)」
運「”いづれか秋に逢はで果つべき” ・・・。秋が来たらどうせみんな枯れてしまう。それは人も一緒なんだ。恋人に飽きられてしまうんだ。捨てられてしまうんだ。。。(感情移入)」
私「ハイ。(送信)」
運「かなしい歌でしょ。昔の女の人ていうのは、あわれなんですよ。」
私「そうですね。(ふぅ)」
運「でもきれいでしょ。今の女性のように、いがみあうこともなく、スッと祇王は消えてしまうんです。歌を残して。」
私「よぅ知ってはりますね。歴史お好きなんですか?」
運「まぁそれが所以で京都に来ましたからね。」
私「あっそんなにお好きなんですか!」
運「まぁでも妻にはウンザリされましたけどね。」
私「あぁ歴史にハマりすぎて、コレクションとかして、理解されずにケンカとかしてしまわはったんですかぁ?^^」
運「いやぁもっと生臭いことですよ。」
私「は?」
運「離婚しました。」
私「おぉーーーー・・・っとそれは重いですねぇ~・・・(苦笑い)
でもなんでですか?やっぱりその、歴史が好きなのが理解されなかったんですか?」
運「いえいえ。もーっと生臭いことですよ。」
私「は?」
運「男つくって出ていきよったんですわ。」
私「あー。」
運「・・・。」
私「・・・。」
今までの話がすべてつながる。
運「女というのは恐ろしいものです。今の女性は、昔の女性みたいにきれいじゃないですわ。」
私「あ・・・・はい。」
運「それにしたって祇王のはかないこと。今のように昔は長生きできなかったですからね。短命な分、もっとキレイに生きていたんですよ。今では、25年連れ添った夫よりも、どこのやつかもよぅ分からん男がええ言うて、出て行くような時代ですよ。」
私「はは・・・。(話まとめだした・・・・)」
運「それにしても昔の女性というのは知的ですよ。今の女性というのは本を読まないんですかね。まぁ別れた妻はワガママでしたわ。2人姉妹の末っ子ですからね。」
私「へぇ・・・。(関係ないやろ。)」
運「まぁ、あなたも、この祇王の歌を忘れずにいてくださいね。」
私「はい・・・。」
運「2250円です。」
私「(高っ!!!!!!!)」
運「ありがとうございました~」
げっそりしたぁ。
忘れられへんくらいインパクトがあるタクシーでした。
思わず祇王の歌を調べてしまいました。
「女は怖い」って話をする運転手さんが居たら、要注意ですよ。
世にも奇妙な物語みたいや。。。
ゆかりちゃんと会う約束をしていたのにかなり遅刻している私(以下、私)
「カチカチカチカチ・・・・(【携帯メール】”ごめん、めっちゃ遅れそうやねんほんまごめん・・・”)」
タクシーの運ちゃん(以下、「運」)
「最近の女性というのは・・・こわいものがありますね。」
私「・・・・え?あぁ・・・そー・・・ですかー?どういうところがですか?カチカチカチ・・・・」
運「派手な格好をしたりして、訳がわかりませんね。」
私「うーん・・・まぁそうですねぇ。(おい、メールできひんやん・・・・)」
運「私にも娘が一人居ましてね。」
私「あぁそうなんですか。(あとでメールしよ。携帯しまう。)お一人だけですか?」
運「いや、上に息子がおりますけど。」
私「あ、そうなんですか。」
運「まぁでも、ダメですわ。」
私「なんでですか?」
運「結婚してませんねん。」
私「あー・・・なるほど。まぁ、でも最近多いですしね未婚の方って。」
運「乱れてきましたわ、世の中。」
私「まぁ・・・そうですかねぇ。」
運「昔はもっとスッと結婚して、家庭をもつのが普通やったんですけどね。極端に早く結婚したり晩婚があるっていうことは、計画性もって無いってことですわ。」
私「確かに。」
運「結婚しても、すぐ離婚したり、略奪愛があっても、普通ですからね。」
私「(なんで略奪愛!?)あぁ・・・そぉですねぇ。」
運「好きな人が目の前におっても、次の日にはもう他の人がえぇ言うてねぇ。」
私「うんうん。」
運「・・・・・・・・あれ。」
私「え?」
運「どっかで聞いたことある話やな・・・」
私「えぇ~誰の話でしょう?(最近、不倫で別れた芸能人って誰や?)」
運「・・・・・・・・・・。(運転)」
私「カチカチカチカチ・・・。(はよゆかりちゃんに「遅刻します」メールしな!!!)」
しばし無言のあと。
運「タイラノキヨモリのねぇ・・・・・」
・・・・平清盛!!!!!!!??????????????
運「平清盛の女性・・・名前がなんやったかな。」
私「いやぁまさか平清盛が出てくるとは思いませんでした。」
運「いやね、こんな話があったんですよ・・・・平清盛というのは・・・・
運ちゃんによる平清盛の女好きトーク延々。
要約すれば、平清盛が女をとっかえひっかえしたという話。
”祇王(ぎおう)”という女芸能者を好きになって祇王を特別に扱ってきたのに、仏御前っていう新しい芸能者がくると、今まで丁寧に扱ってきた祇王をすぐに追い出して雑に扱い、仏御前を愛した。という悲しい話。
運「・・・そして祇王はこんな歌を読んだんです。」
私「はぁ。(カチカチ・・・・・・。歌読み上げるつもりやな。。。)」
運「”萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草” ・・・。草花の芽が出たって、枯れたって みんな同じ、野原の草だ・・・。(感情移入)
私「うん。カチカチカチカチ・・・・(よしもうすぐ送れる!!)」
運「”いづれか秋に逢はで果つべき” ・・・。秋が来たらどうせみんな枯れてしまう。それは人も一緒なんだ。恋人に飽きられてしまうんだ。捨てられてしまうんだ。。。(感情移入)」
私「ハイ。(送信)」
運「かなしい歌でしょ。昔の女の人ていうのは、あわれなんですよ。」
私「そうですね。(ふぅ)」
運「でもきれいでしょ。今の女性のように、いがみあうこともなく、スッと祇王は消えてしまうんです。歌を残して。」
私「よぅ知ってはりますね。歴史お好きなんですか?」
運「まぁそれが所以で京都に来ましたからね。」
私「あっそんなにお好きなんですか!」
運「まぁでも妻にはウンザリされましたけどね。」
私「あぁ歴史にハマりすぎて、コレクションとかして、理解されずにケンカとかしてしまわはったんですかぁ?^^」
運「いやぁもっと生臭いことですよ。」
私「は?」
運「離婚しました。」
私「おぉーーーー・・・っとそれは重いですねぇ~・・・(苦笑い)
でもなんでですか?やっぱりその、歴史が好きなのが理解されなかったんですか?」
運「いえいえ。もーっと生臭いことですよ。」
私「は?」
運「男つくって出ていきよったんですわ。」
私「あー。」
運「・・・。」
私「・・・。」
今までの話がすべてつながる。
運「女というのは恐ろしいものです。今の女性は、昔の女性みたいにきれいじゃないですわ。」
私「あ・・・・はい。」
運「それにしたって祇王のはかないこと。今のように昔は長生きできなかったですからね。短命な分、もっとキレイに生きていたんですよ。今では、25年連れ添った夫よりも、どこのやつかもよぅ分からん男がええ言うて、出て行くような時代ですよ。」
私「はは・・・。(話まとめだした・・・・)」
運「それにしても昔の女性というのは知的ですよ。今の女性というのは本を読まないんですかね。まぁ別れた妻はワガママでしたわ。2人姉妹の末っ子ですからね。」
私「へぇ・・・。(関係ないやろ。)」
運「まぁ、あなたも、この祇王の歌を忘れずにいてくださいね。」
私「はい・・・。」
運「2250円です。」
私「(高っ!!!!!!!)」
運「ありがとうございました~」
げっそりしたぁ。
忘れられへんくらいインパクトがあるタクシーでした。
思わず祇王の歌を調べてしまいました。
「女は怖い」って話をする運転手さんが居たら、要注意ですよ。
世にも奇妙な物語みたいや。。。
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コントやん!
読んでいるうちに、りっちゃんの表情とかが何となく想像できて面白かったな。タクシーの運転手さんっていろんな方がいらっしゃいます。夢を語る方、会話が弾みすぎて目的地はすぐそこなのにまだ話続ける方などなど。困ったのは読んでるときに「カチカチとは言わんやろぉぅ」って大木こだまばりのツッコミが頭を駆け巡ったことです。携帯のボタンを操作する時の表現、カチカチじゃないんだけど、、、ん~~むずかしい(?_?)
カチカチなんです!!笑
>りっちゃんファンさま
顔には出さないようにしていましたが、出ていなかったと思います。笑 というか願います。でも、心の中ではポンポン表情が変わっていました。
タクシーの運転手さんとお話するのは割りと好きなんですけどね、やっぱり合う合わないはありますよね。
いえっ。私の携帯は困ったことに本当にカチカチいうんですよっ!笑 携帯の画面をあけるときも、「パカ」じゃなくて「カチ」ですからね、本当に。
顔には出さないようにしていましたが、出ていなかったと思います。笑 というか願います。でも、心の中ではポンポン表情が変わっていました。
タクシーの運転手さんとお話するのは割りと好きなんですけどね、やっぱり合う合わないはありますよね。
いえっ。私の携帯は困ったことに本当にカチカチいうんですよっ!笑 携帯の画面をあけるときも、「パカ」じゃなくて「カチ」ですからね、本当に。
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プロフィール
HN:
三谷りょう子
年齢:
38
性別:
女性
誕生日:
1986/11/25
職業:
保育士
趣味:
電車に乗ってどっか行く。ボーッとする。
自己紹介:
保育士をしています。今後も芝居にはずっと関わっていけたらと思っています。
受付や仕込みなど、お手伝いでもいいので、芝居に関わらせてもらえたらと思うので、またブログでも声かけてくださいね。
<好きな音楽>
銀杏BOYZ、ガガガSP、おとぎ話、モーモールルギャバン、ハイロウズ、カスタムノイズ、ORGE YOU ASSHOLE、weezer、GO!GO!7188
...
受付や仕込みなど、お手伝いでもいいので、芝居に関わらせてもらえたらと思うので、またブログでも声かけてくださいね。
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銀杏BOYZ、ガガガSP、おとぎ話、モーモールルギャバン、ハイロウズ、カスタムノイズ、ORGE YOU ASSHOLE、weezer、GO!GO!7188
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